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PC6001VW
The PC-6000/6600/SR series Emulator.
for Windows 7/8/10


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【 ファイルのダウンロード 】へ


始めに
 このエミュレーターは、Yumitaroさん作、DOS版 PC6001V (ver 0.1.10) をベースに、Windows環境で動作するよう移植・改修・機能拡張を施したものです。uPD7752音声合成エンジンにはciscさん作、D7752 μPD7752風味音声合成エンジン を使用しています。


特徴
・SUB-CPUの挙動を擬似的に再現しているので、 ハドソン製のゲームも大概動作すると思います。

・音声合成出力と共に字幕スーパーを表示します。

・クリップボードからの文字列転送、 ローマ字仮名入力機能で、雑誌リストの入力支援を行います。

・キーボード置換機能によりキー同時押し排他問題を解決し、 ついでスペースキーやジョイスティックボタンの連射機能、 どこでもセーブ機能なども併せて、 不条理に難しい昔のゲームをガチンコでプレイする事が可能です。

・その他、サウンドの疑似ステレオ出力、GIMIC出力、PSG to FM、PSG to SCC、PSG to MIDI など、 エミュレータ独自の拡張機能が実装されています。



開発方針
 開発方針決は、『ソフトエソロジー(software.ethology)』(造語)です。
 理屈はともかく、 実際のソフトウェアの動作内容から実機に期待される挙動を推測して 不具合を補って行く方法を採用しています。 いや、別にほとんど資料が残っていないとか、 実機が危篤状態で実験出来ないとか、 そう謂うトホホな理由からではなく(あるけど)、 小生が生粋のリーバースエンジニアというだけの事であります。

 モニタモード上ではP6プログラミングを支援する機能などを積極的に実装しています。 現役プログラマが作業し易い環境を整えるのも重要なコンセプトです。

 実機から逸脱したお遊び機能も積極的に取り込んで行きます。 弄って遊べるなら何でも有りです。


必要なシステム
必要なランタイムライブラリ
インストール
 ここではインストール手順を簡単に説明します。

  1. 先ずは DirectX など必要なランタイムライブラリをインストールします。

  2. 所有しているPC6001実機から内臓ROMを吸い出してファイル化します。
    ROMの吸い出し手順などについては、【Hashi's HomePage "THE B-TYPE UNION" on P6ERS.NET】[TOP]→[実験コーナー]→[BIOS吸出し手順] を参照してください。 SR機種のROM は『iP6+用』の手順にて取り出し作業を行います。 ( PC-6001A用ROMは初代PC-6001用と同じ手順で実機から取り出した後、出来上がったROMイメージの拡張子を "*.61" に変更下さい。)

    ROMイメージを吸い出す環境が準備できない場合、秋川さんが製作しているPC6001互換BASICを用いてエミュレータを起動することも可能です。→ 【AKIKAWA Hisashi's Page】


  3. 本ページからダウンロードした PC6001VW の圧縮アーカイブを任意のフォルダに解凍し、上で作成したROMイメージを "ROM" というサブディレクトリ内に格納します。

  4. 他、mkII以降のユーザーは必要に応じて固定語音声 (「おまちください」「ありがとうございます」など…) のWAVファイルを作成して "WAV" というサブディレクトリに格納します。
    詳しくは "DOC" フォルダ内の "PCM.TXT" 参照のしてください。 固定語音声は音声合成チップ内のデータということで、エミュレータには付属させていません。 固定後音声ファイルが存在しない場合は、WindowsのText to Speech機能を使ってお喋りします。


 これにて、インストール作業は終了です。

 アンインストールはこのフォルダを丸ごと削除するだけです。 レジストリなどは使用していません。


実行
 PC6001VWエミュレータには3つの実行ファイルが存在します。

PC6001VW システムメニュー

p6vwemu3 エミュレータ本体

p6vwview スナップショットビューアー
(エミュレータ内部から実行されます)


 "PC6001VW3.exe" を起動すると、↓のようなシステムメニューダイアログが表示されます。

OPTION

 ここで、各種オプションを設定して [Start Emulation.] のボタンを押すと、 エミュレータモジュール"p6vwemu3.exe"が起動します。 ここで設定されたオプション内容は "PC6001VW3.INI" に書き出されます。

 特にオプション内容を変更する必要もない場合は "p6vwemu3.exe" を実行して、エミュレータを直接起動させることも可能です。


オプション.1 項目の詳しい内容はこちらのページを参照。
【オプション.1 項目説明】


 [オプション2] タブを選択すると、下のような画面に切り替わります。 ここは基本的に変更頻度の低い項目が設置されています。

OPTION

オプション.2 項目の詳しい内容はこちらのページを参照。
【オプション.2 項目説明】


 [オプション3] タブを選択すると、下のような画面に切り替わります。 ここは特殊デバイスに対する項目が設置されています。

OPTION

オプション.3 項目の詳しい内容はこちらのページを参照。
【オプション.3 項目説明】


 [使い方] タブを選択すると、以下のようなドキュメントが出てきます。

USAGE


 [キー入力置換] タブを選択すると↓のようなダイアログが表示されます。

KeyReplacement

 1〜16個まで、キー入力の置換を設定する事が出来ます。
 (※ 例えば、 [ N ] >>[ Space ]  と設定した場合、キーボードの [N]キー を押した時、 エミュレータ内では [Space]キー を押された扱いになります。)
 詳しい内容はダイアログ内の解説を参照してください。

KeyReplacement
 キーボードの入力を Joystick入力に置き換えることも可能です。 置換ボックスの一番下の方にあるのが Joystickコードです。 逆に、Joystick の入力をキーボードに置き換えることは出来ません。

 Windows用のジョイパッド無しで PC-6001のJoystick必須ソフトを動かしたいときなどに活用して下さい。


 また、PCのゲームをキーボードでプレイした事がある人なら、 自分のキーボードで相性の悪いキーの組合せに何となく心当たりがあると思いますが、 一応、きちんと目で確認できるようにキーボードチェッカーを作成しました。
 実行すると下のような標準的日本語106キーボードの絵が表示され、 実際にキーを押すことで同時押しをチェックすることが出来ます。

KeyboardChecker



メディアプロテクト
 PC6001VWが扱えるメディアイメージの中で、 D88イメージにはヘッダ内にプロテクト情報の項目が有って プロテクトシールの状態まで知ることが出来ますが、 それ以外のテープイメージやDSKイメージなどは プロテクト情報を持っていません。
 そこで、簡易プロテクトとして、 イメージファイルのファイル属性をプロテクト状態として扱うようにしてみました。 リードオンリーのファイルならプロテクトDISK、 ノーマル属性ならノンプロテクトDISKになります。


エミュレーション開始
 システムメニューから [Start Emulation.] ボタンを押すか、 "p6vwemu3.exe" を起動すると、エミュレータウィンドウが表示されます。

Emulator

 後はPC-6001実機の使い方通りです。


 画面上部のメニュー以外に、 エミュレータ・ウィンドウ上でマウスを右クリックすると コンテキストメニューとしてエミュレータ・メニューが表示されます。 エミュレータ・メニューの内容については下の解説ページを参照してください。

エミュレータ・メニューの詳しい内容はこちらのページを参照。
【エミュレータ・メニュー説明】


ファンクションガイド
 システムメニューの [OPTION2]画面で [Function-guide] の項が有効になっているとき、 エミュレータ画面の下部にはファンクションガイドが表示されます。 ファンクションボタンのガイドと、 カナやCapsなどの各種状態を参照することができます。

FunctionGuide

 右端のFDのマークは現在実装されているフロッピーディスクドライブのタイプを表しています。 iマークがインテリジェントタイプを表しています。

 ファンクションガイドの画像は "lang" フォルダ内の、 "func_xx.bmp" が使用されます。 "xx"の部分は選択されている言語IDが入ります。 例えば言語に英語が選択されている時は "func_en.bmp" の画像が使用されます。

FunctionGuide

 このビットマップファイルを書き換えることで、ファンクションガイドの色やデザインを変更することが可能です。


ウィンドウサイズ
 エミュレータウィンドウは枠を掴んでドラッグすることで任意の表示倍率に調整することができます。

Resize

 アスペクト比は保持され、5%単位で拡大縮小が行われます。 描画デバイスがDirect3Dのときはアンチエリアがかかります。



モニタモード
 モニタモードには各種開発/解析支援用コマンドが実装されています。 モニタモードのコマンドはヘルプコマンドで詳細を表示する事が出来ます。 先ずは下の解説ページを参照してください。

モニタモード・コマンドの詳しい内容はこちらのページを参照。
【モニタモード・コマンド説明】


メディアイメージのドラッグ&ドロップ
 メディアイメージのマウントは、メニューからファイル選択する以外にも、エミュレータウィンドウに直接イメージファイルをドロップすることでも選択可能です。
受け入れ拡張子は "p6","cas","p6t","dsk","d88","bin","txt","p6b","vo6",(拡張子なし) です。

  • "bin" に関しては、バイナリファイル以外にも拡張ROMとして読み込ませたいケースもあるので、 バイナリデータとして読み込むか、拡張ROMとして実装するか、 ファイルドロップ時に選択ダイアログで確認するようになっています。

  • "p6","cas","p6t","dsk","d88"
    テープイメージをドロップした時はロードテープ側にマウントされます。 ディスクイメージをドロップしたときは、ドライブ1・ドライブ2、どちらにマウントするか選択するダイアログが表示されます。

  • "txt" ファイルをドロップすると、内容テキストが自動入力されます。システムメニューの [クリップボードバッファサイズ] が入力文字数の上限となります。

  • "p6b"、 若しくは (拡張子なし) のファイルをドロップすると、 モニタモードのbatコマンドと解釈して、 ファイル内に内記されたコマンドを実行します。 "bat"コマンドについての詳細は、モニタモード・コマンド説明を参照してください。
    モニタモードから実行されたbatコマンドのカレントディレクトリは開発フォルダですが、 ファイルドロップで実行されたときは投げ込んだファイルのディレクトリがカレントディレクトリとなります。 メモリイメージの読込・保存などはそれぞれのカレントディレクトリに対して行われます。注意して下さい。

  • "vo6" ファイルをドロップすると、音声合成の再生速度選択ダイアログが出現し、任意のボタンを押すとその速度で音声が再生されます "vo6"ファイルについては後述します。

  • DAD


    サウンドレコーディング
     エミュレータを実行中、[F9] キーを押すか、エミュレータメニューから [WAV出力]→[ストリーム録音] を選択する事により、出力サウンドを WAVファイル に録音する事が出来ます (ON/OFFトグル)。 録音WAVファイルは システムメニューの [オプション2] 画面にある "ログ用フォルダ" で設定されたパスに、 "p6stream.wav" という名前で出力されます。 録音実行中は画面下部のファンクションガイド [◎RecWAV] が 録音中になります。

     
    RecWav


     エミュレータ実行中、録音のON/OFF 切り替えを行うと、 音声は "p6stream.wav" ファイルに断続的に追記されてゆくので、 エミュレータを終了させない内は WAVヘッダにデータサイズ等の情報は書き込まれていません。 その為、エミュレータ実行中に "p6stream.wav" をメディアプレイヤー等で再生させることは出来ません。
     WAVファイルをコピーしたり、音声を再生したいときなどは、 一旦、エミュレータを終了させてから行って下さい。

     尚、録音WAVファイル "p6stream.wav" をログフォルダに残したまま、 再びエミュレータを起動してWAV録音を実施すると 連番が振られた新しい録音WAVファイルが作成されます。

    例)"p6stream(1).wav" → "p6stream(2).wav" → "p6stream(3).wav"

     録音WAVファイルを消さないまま、エミュレータ起動+WAV録音を繰り返すと、 どんどんWAVファイルが増えて行きますので、 必要のなくなったWAVファイルは削除するようにしてください。

     また、WAV録音中にエミュレータの処理オチが起きたりすると スピーカーから出る音にプチプチとノイズが入る事がありますが、 ファイルに記録されている音声は正常です。



    RecVoice  エミュレータメニューから [WAV出力]→[音声録音] を選択する事により、 TALK命令の音声とフォルマントデータをファイルに出力させる事が出来ます (ON/OFFトグル)。
     エミュレータからTALK命令が実行されるたびに、 音声WAVファイル("p6voice_nnn.wav") とフォルマントデータ("p6voice_nnn.vo6") がLOG出力フォルダに出力されます。("nnn" は連番)

    RecVoice  vo6ファイルは純粋なフォルマントデータのバイナリで、 エミュレータにドロップすると再生速度の選択ダイアログが表示され、 任意の再生速度を選択すると音声合成が行われてWAV再生されます。

     再生される音声データはエミュレータフォルダの wavフォルダ内に "voice.wav" として作成されます。 vo6ファイルとして保管したデータを音声に戻したいときは、 vo6をドロップ再生した後、 "voice.wav" を別の場所にコピーしてください。




     もうひとつ、エミュレータ実行中に [F6] キーを押す事により、 サウンドチップ(AY-3-8910,YM-2203)へのレジスタ出力情報を S98形式ログで記録することが出来ます (ON/OFFトグル)。
     (※ S98形式はPC88/98エミュなどに実装されているサウンド出力の記録形式で、 詳細に関してはネット検索を行うなどして資料サイトを参照して下さい。)

     記録実行中は画面下部のファンクションガイド [◎RecS98] が 記録中表示になります。

     
    RecS98


     記録されたS98ファイルはログ出力フォルダに作成され、 記録 ON/OFF が行われるたびに連番が振られた新しい S98ファイル "p6vw_nnn.s98" LOG出力フォルダに出力されます。("nnn" は連番) WAV録音と違って同一ファイルに断続的に記録されません。

     S98形式の利点はWAV録音に比べてファイルサイズが格段に小さくて済む事ですが、 一般的なマルチメディアプレイヤーでは再生することが出来ないので、 Winamp や KbmPlayer などにS98プラグインを導入して聴くことになります。

     尚、S98はあくまでサウンドチップへのデータ出力記録なので、 WAV録音の様にTALK命令の音声などは保存されず、 P6VWの擬似ステレオ・オプションも反映されません。 用途によってWAVとS98を使い分けてください。



    ※注意
     市販されたソフトや雑誌掲載リストの音楽などを録音した場合、 個人的に楽しむ以外の用途に用いないよう注意して下さい。 あくまで自己責任の範疇でどうぞ。



    VDGフォントについて
     PC-6001初代機ではテキスト画面のアトリビューに 00H を指定することで、ビデオチップ M5C6847P-1(MC6847互換) 内臓の Video Display Generator フォント (以降、VDGフォントと表記) を表示させることが出来ます。

     しかしこのVDGフォント、ユーザーが実機から吸い出すのは非常に困難です。 当然、ROM内データですからエミュレータ内臓というわけにも行きません。 そこでP6VWではこれに該当するフォントを適当に自作してみました。

    P6VW-VDG-FONT

    [ DOWNLOAD: "cgrom60s.txt" ]

     上のアーカイブを解凍して、"ROM" フォルダ内に格納して下さい。 中身は以下の様なテキスト形式の花文字となっています。
    00000000
    00000000
    00000000
    00011100
    00100010
    00100010
    00111110
    00100010
    00100010
    00100010
    00000000
    00000000
    00000000
    00000000
    00000000
    00111100
    00100010
    00100010
    00111100
    00100010
    00100010
    00111100
    00000000
    00000000
    00000000
    00000000
    00000000
    00011100
    00100010
    00100000
    00100000
    00100000
    00100010
    00011100
    00000000
    00000000

     初代機を所有している人でオリジナルのVDGフォントを見ることが出来る人は、 このファイルをテキストエディタで開いて実機と同じになるようフォントを修正してみて下さい。 データは 8x12 のサイズが 64 個分です。 誤って、データの文字数を変えてしまうとフォントグラフィックにズレが生じるので注意が必要です。 エミュレータ上で表示確認したい時は、N60モードで以下のプログラムを実行して下さい。

    5 SCREEN1,1,1:CLS
    10 FORI=32TO255:PRINT CHR$(I);:NEXT
    20 FORI=32TO255:POKE &H8000+I-32,0:NEXT

     ( ※ 初代機で拡張RAMを有効にしている場合、POKE の "&H8000" を "&HC000" に置き換える必要があります。)


     P6VWエミュレータ 起動時に "cgrom60s.txt" テキストが読み込まれると、 現在選択中のP6機種に対応したVDG_CGROMファイル "cgrom60s.6*" が出力されます。

     テキストファイルを修正してVDGフォントを作り上げることが出来たら、 "cgrom60s.txt" を削除するか、別フォルダに移動して下さい。 次回起動以降、このVDG_CGROMファイルを読み込むようになります。 再度修正を加えたくなったら、 "cgrom60s.txt" を "ROM" フォルダに戻して、エミュレータを起動して下さい。 再びそのテキストを元に VDG_CGROM を作成するようになります。

     要するに、 "cgrom60s.txt"が存在する限り、P6VW 起動のたびに VDG_CGROM を作り直してしまうので、納得の行くフォントが出来たら "cgrom60s.txt" を別の場所に移動させるか、若しくは別のファイル名に変更しておく。」 という事です。お忘れ無きよう…。


     因みに、mkII以降の機種のVDGフォント対応は将来的にどうなるかは分かりません。 テキストファイルの読込もいつまで対応させておくか未定です。 実機からソフトウェア的に取り出す方法が見付かれば即解決なんですけどね…。


    G.I.M.I.C.対応
     v309から G.I.M.I.C.(以降、GIMICと記述)への出力に対応しました。
     (※ GIMICはUSB接続のFM音源モジュールです。使い方などは詳しくはオフィシャルページを参照してください。【G.I.M.I.C - PukiWiki】)

     エミュレータのサウンドを本物のFM音源チップから出力することが出来ます。 通常のソフトウェア音源ジェネレータと違って、音の出力までのタイムラグが殆どありません。

     GIMICに対するオプションはシステムメニューの [オプション3] に存在しますが、 通常は変更する必要ありません。


    SCC音源、MIDI音源について
     唐突に何の事だ?ってな感じでしょうが…

     SCC音源は本来PC6001とは何の関係もありませんが、 趣味が高じておもむろに実装してしまいました(*´Д`)ハァハァ。 自分の中の MSXer の DNA がそうさせるのです(何だそりゃ?)。 「もしPC6001にSCCカートリッジが接続できたら…」ということを想定した仮想デバイスなので適当に弄って遊んでみて下さい。 MIDI音源も同様です。

     具体的な使い方は下の 【拡張I/Oポート説明】 のページに書いてあります。


    エミュレータ独自機能
     PC-6001システム内からI/Oポートを通してエミュレータの様々な設定を変更したり、 エミュレータ独自の拡張機能を利用したりすることが出来ます。

    P6VW 独自I/Oポートの詳しい内容はこちらのページを参照。
    【拡張I/Oポート説明】


    メニューバー
     ver309から、エミュレータウィンドウにメニューバーが追加されました。
    コンテキストメニューはマウスから簡単に選択出来ることを想定して項目を並べていますが、メニューバーに関しては機能別に項目が分けられている為、コンテキストメニューとは少し異なったツリー構造になっています。

     フルスクリーンモード時は画面上部にメニューバーは表示されていませんが、マウスカーソルを画面上部に持って行くとメニューを表示させる事が出来ます。尚、キーボードからメニュー表示を行うことはできません。

     各メニュー項目の内容はコンテキストメニューと同じなので説明を省略します。

    Windows音声合成
     Xp以降のWindowsには標準で音声合成エンジンが実装されています。 固定語音声のWAVファイルが存在しなかった場合、 エミュレータではWindowsのTTS(Text to Speech)機能を使って固定語音声を喋らせます。
     (※ [言語]設定が「jp(日本語)」のときは日本語で、 「en(英語)」のときは英語で喋ります。)

     但し、特定の環境を除いてはWindowsが標準で搭載している音声は英語ボイスのみとなっており、 日本語ボイス(または他の言語)が登録されていない環境では、 以下のやり方でボイス登録を行う必要があります。
     (※ 登録されている言語ボイスの確認は、 コントロールパネルの[音声認識]ダイアログで行います。 [音声の選択]に表示されるリストがインストール済みの言語ボイスです。)

     以下、言語ボイスのインストール方法の箇条書きです。


    ・まずはMSPのランタイムを以下のサイトからダウンロードしてインストール。
     (※ x86/x64はインストールするOSのタイプで選択します。)

    Microsoft Speech Platform - Runtime (Version 11)
    http://www.microsoft.com/en-us/download/details.aspx?id=27225

    ・日本語ボイスが必要なら下から追加インストールする。"TTS"と付いているのが音声合成エンジンなので、それを選択。因みに"SR"と付いているのは音声認識エンジン。

    Microsoft Speech Platform - Runtime Languages (Version 11)
    http://www.microsoft.com/en-us/download/details.aspx?id=27224


    ・MSP(Microsoft Speech Platform)のレジストリに登録された"Token"情報をSAPIのレジストリにコピーする。管理者権限でコマンドプロンプトを起動して、以下のコマンドを実行。
     (※ レジストリ変更は個人の責任において実行してください。既に古いバージョンのTTSがOSにインストールされていて、それをSAPIに登録したい場合、レジストリ上のバージョンパスを確認し、下記コマンドラインのレジストリパスを適切な状態に書き直してからコマンド実行して下さい。)

    reg COPY "HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Speech Server\v11.0\Voices\Tokens" "HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Speech\Voices\Tokens" /s /f


    どこでもセーブ
     v310からどこでもセーブデータの形式が、 バイナリブロックからチャンク形式に変更されました。

     また、セーブデータ中に保存時の画面イメージを保持するようになり、 P6VWセーブデータ専用のサムネイルハンドラーをシステムに登録することで、 Explorer上で保存データのサムネイル表示が出来るようになります。

    P6VW-THUMBNAIL


    セーブデータの詳しい内容はこちらのページを参照。
    【セーブデータについて】




    FAQ

    エミュレータ使用していて陥りがちな事例のトラブルシューティングについてはこちらのページを参照。
    【 FAQ 】

     ここに挙げられた事例以外で原因不明の事態に陥る事があったら、 Twitterか掲示板などで質問して下さい。


    ファイルのダウンロード
    ダウンロード
    ファイル
    説明


    PC6001VW
    ver 310f
    (2016/07/31)
    "pc6001vw310f.zip"

    [Japanese / English]
    PC6001V の Windows 移植版です。
    対応OS は 7/8/10 です。

    ※注意
    今バージョンから開発環境がVisualStudi2013に移行したのでXpとVistaは動作対象外としました。 Xpで動かしたいときは、下のXp用のバイナリを使用してください。

    INIファイルの項目名も変更したので、FONTとCOLORの設定をカスタマイズしている人は旧INIファイルのバックアップを取った後、一度、システムメニューを起動・終了し、FONTとCOLORの設定内容だけ手動でコピーして下さい。
    また、どこでもセーブをフルスクラッチしたので、過去のセーブデータは使用できなくなります。


    [謝辞]
    日英翻訳ではAnna Wuさんの多大なご支援を頂きました。
    手伝ってくれてありがとう。

    [Acknowledgement]
    In Japanese-to-English translation, I have greatly benefited from Anna Wu. Thanks so much for giving me a hand ! :-)
    PC6001VW ver 310f
    for WindowsXp
    [Japanese / English]
    WindowsXpの互換バイナリです。

    ※注意
    本プログラムをWindowsXp/Vistaで動かすには、VS2013ランタイムのインストールが必要になります。
    https://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=40784



    PC6001VW ver 310d
    Language Resource DLL

    PC6001VW 言語リソースプロジェクトの配布ページ。




    old version

    [pc6001vw310d.zip][pc6001vw310d_xp.zip]
    [pc6001vw310b.zip][pc6001vw310b_xp.zip]
    [pc6001vw309b.zip]
    [pc6001vw307a2.zip]

    アイコン
    Keyboard Checker
    ver 0.00
    (2003/01/08)
    "keycheck000.zip"
    キー同時押しチェッカーです。


    (※ キー同時押しは意外な程利いていないものです。 キーボードに掌をグシャッと押しつけて大方のキーが反応しているなら、それはカナリ性能の良いキーボードなので、大切にしましょう(笑。)

    履歴:
    2016.07.31 ver 310f update.
    2016.07.24 ver 310e update.
    2016.07.19 ver 310d update.
    2016.07.10 ver 310c update.
    2016.06.05 ver 310b update.
    2016.05.22 ver 310a update.
    2016.05.01 ver 310 update.

    ( これ以前は history300.txt 参照… )




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